<キノの旅>

みなさん、初めまして。当ページで書籍を担当させていただく、長女の「ネネネ」と申します。どうぞよろしくお願い致します。

管理人兼語り手の「がぶぅ」でございます。 ネネネ。短い付き合いになるかもしれないけど、よろしく。

あら、どうして短い付き合いになるのですか? まだ始まったばかりでしょう?

僕はどっちかというとゲーム関連の方がネタ多いんだよね。だからネタが尽きたらこのコーナーがなくなる可能性が

がしっ(頭をつかんでギリギリ)ふざけた事ぬかしてないでとっとと話をお進めになってはいかがからしらですわ(゜ω゜#)
わたくしがネット界の女王に君臨するまではそんな事、絶・対、認めませんわよ?
なんなら、ゲームのコーナーをわたくしが担当してもよろしいんですわよ?

Σ(´Д`;)ヒィィィすみませんすみませんがんばってネタ考えますからその手を離してクダサイ;;

分かればよろしいですわ

(こんなほむぺじゃ絶対無理だと思うけどなー;;)

話を戻しましょうか。今回のテーマは「キノの旅」でしたね。

発行、メディアワークス。発売元、角川文庫。著者は時雨沢恵一さん。挿絵が黒星紅白さん、ですね(やっとまともな雑記に・・・)

旅人で、凄腕の拳銃の使い手「キノ」と、しゃべるモトラド(バイク)「エルメス」の、一人と一台の色々な国を訪れる旅の様子を描いた小説です。
短編小説のような形式になっており、ひとつの話でひとつの国での出来事が完結します。

それぞれの話の長さはバラバラです。数ページで終わるものもあれば、本の半分を越えるものもあります。
また、キノ達の旅の話だけではなく、キノの「師匠」の若い頃の話であったり、キノと同じ旅人「シズ」の話の時もあります。

・・・と、ざっくりですが、「キノの旅」の概要はこんな感じです。

この作品は僕のお気に入りです。

何が良いんですか?

まず第一に、旅をするってところですかね。

旅?

僕は旅をする事が好きなんですが、現実ではなかなか時間がとれなかったり先立つものがなかったりで実現は難しいです。
でも、この作品はその欲求に答えてくれているんですね。
しかもただの旅ではなく、妙なルールのある国であったり、ありえない程文明の発達している国であったり、実は国ではなかったり。
そんな、現実では実現不可能な旅を、この本は叶えてくれているんです。

なるほど。脳内妄想の具現化というわけですね♪

(´ω`;)・・・・・・・・・・・・・
えーと、第二の理由は、黒星紅白さんが挿絵を描いているって事です。

ゲーム「サモンナイト」シリーズのキャラクターデザインを始めとする有名な絵描き様ですね。

「ぷろふぃ〜る」の欄にも書いていますが、この方は僕の好きな絵師様なので、毎回挿絵を見るのが楽しみです。

そんな理由なんですか?

(゜Д゜)見た目のインパクトをなめたらいけません。
僕の知り合いも黒星さんが好きなのですが、この方が挿絵を描いているから本を買ったって人もいるくらいなんだよ。
しかも、それが初めて漫画以外で手にした本だとか。

ファンの力は偉大という事ですね・・・

で、第三の理由・・・これが一番大きな理由なのですが。
話の流れが読めない事です。

例えば、ネネネが道なき荒野を歩いているとする。そこに突然助けを求める人が現れました。あなたはどうする?

助けますよ?

でもキノは見捨てます。

え?

なぜなら、それは自分には関係の無い事だから。下手に関わった事で、余計な面倒を生むかもしれないから。
あるいは、強盗の、助けを求めるふりをして油断させるための芝居かもしれないから。

・・・分かりますけど・・・・・・なんかひどいですね。

じゃあ次。ある国で、とても珍しくて便利な装置を受け取りました。しかしそれはその国の中だけで使えるもので、国を出ると何の役にも立ちません。
国を出る際 、それを 持っていっても構わないと言われましたが、どうしますか?
ちなみに、重くはありませんが持ち運ぶには少しかさばるものです。

う〜ん・・・役に立たないものなら持っていても意味がないですよね・・・? 丁重にお断りします。

でもキノはそれをもらいます。しかも、なるべくたくさん。

・・・どうしてですか?

なぜなら、それを次の国で売るから。珍しい技術を別の国に売りつけるから。
そのためなら、多少かさばっても問題になりません。
・・・というか、この世界での旅人はみんなそうやって生計を立ててるみたいですね。

(゜ω゜;)なるほど。

この本は、そんないい意味での「そうきたか!」がたくさんあります。そしてそれが多分、僕を含めた多くの読者に受け入れられているのだと思います。
「キノの旅」面白いですよ。一度読んでみる事をお勧めします。

(゜∀゜)ノそれでは今日はこの辺で〜

お疲れ様でした。またどうぞ。

 

 

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