<ペルソナ2罪・ペルソナ2罰>

こんちゃー! 初めましてー。ゲーム担当、次女の「マヲ」ッス。これからよろしくね〜!

(テンション高いなぁ)管理人兼語り手の「がぶぅ」でございます。どうぞよろしく。

で、今回のテーマは「ペルソナ2罪」「ペルソナ2罰」? アトラスの女神転生シリーズの外伝的ゲームだよね〜。
でも、 2000年発売のPSソフトなんて、随分懐かしいの選んだねー。

でも僕の中ではトップランクに入る良ゲーなんだよ。

ほほぉ。その理由を聞かせてもらいましょーか?

その前にまず「ペルソナ」って単語の意味だけど・・・これはラテン語の「persona」(=仮面)から来ていて、英語の「person」(=人)の語源にもなっている言葉です。

へ〜

で、このゲームでは、通常の女神転生シリーズみたいに天使悪魔を「仲魔」にして一緒に戦うんじゃなくて、天使悪魔(以下「悪魔」で統一します)を身に宿して「もう一人の自分」として発動させるってシステムになっているのね。
つまり、ちょっと嫌な言い方をすれば、悪魔を装備して戦うって事。
この「装備する事ができる(降魔する事ができる)悪魔」の事をこのゲームでは「ペルソナ」と呼んでいます。

なるほど。

で、何が面白いかというと・・・第一に「悪魔がたくさんいる」って事です。

ん?

僕は神話とか伝説とか、そういうのが好きだからこれはかなり大きいよ(゜ω゜)

そんなにいいもんスか?

神話とか調べるとね、それまで漠然と単語でしか捕らえてなかった神様の名前の意味とか、他の神様とのつながりを知る事ができてなんだか楽しい。
このゲームでも、登場する天使悪魔のエピソードが載っているから楽しい。
まあ好きな人にはたまらない仕様だねw

ふ〜ん。

で、第二の理由は、「リアルな現代人の声が聞ける」って事です。

リアル?

そう。このゲームは現代の政令指定都市を舞台としているんだけど、その中に登場する人々の話を聞くのが実にリアルで楽しい。
服屋とか定食屋とかの、全ての施設に登場するNPCひとりひとりにキャラクター設定されてるんじゃないかってくらいリアル。

例えば?

ある女性を一途に想い続ける青年とか、体を壊して薬屋に入り浸っているサラリーマンとか、なんだか暗い過去を持ってそうな影のある女性とか。
あと、NPCと同じように、パーティーを組んでいる仲間とも話をする事ができるんだけど、この内容もストーリーが進む毎に変化するんだよ。

全部の場所で?

そう。ダンジョンとか、ミニマップ移動中とかは除くけどね。とにかくキャラの話す機会と内容がとても多い。
ストーリー的に急ぐ場面でも、つい現状で移動可能な全ての施設を回って、仲間とかNPCの話を聞いて回ってしまうのw

テキスト量がものすごい事になってそうスね。

そうだねぇ・・・シナリオ担当の方はよく妥協しなかったなって思うよ。NPCの台詞なんて、大抵数パターンのループで終わっちゃうでしょ?
でもこのゲームでは、最初から最後まで、ストーリーが進む毎にほとんどのNPCの台詞が変化してゆくんだよ。さらにそのひとつひとつに物語がある。
おかげでとても感情移入しやすかった。 ただのオブジェクトじゃなくて、意思を持つ人として見れた。

シナリオライター様さまッスね。

全くです。じゃあ次に行こうか。
第三の理由は、「ゲームシステムが絶妙」という事です。

システム面スか。これはまた大きくでたねー。

悪魔を降魔して戦うって事はさっき話したよね?
このゲームでは、降魔したペルソナの属性効果がそのままキャラクターに影響します。
例えば、火に強くて氷に弱いペルソナを降魔したキャラクターは、火に強くなり氷に弱くなる、といった具合です。
これを利用してペルソナを付け替え、敵の攻撃に対応するわけですね。
(ペルソナは複数所持できて、これを戦闘中自由に付け替える事ができます)
後半になれば「魔法無効」や「物理無効」なんてペルソナも召還できるので、こういうペルソナがいれば戦闘がかなり楽になります。
まあ絶対的な強さを持つペルソナはいないので、一長一短ってところですね。

ペルソナはどうやって召喚するんスか?

ペルソナ召喚には「タロットカード」が必要になります。
これは悪魔達がもっているものなのですが、これを一定枚数集め、「ベルベットルーム」と呼ばれる施設に行けば、規定枚数と引き換えにペルソナを召喚する事ができます。

タロットカード? ・・・ってあの、占いとかに使うやつ?

そうそれ。
悪魔とエンカウントすると、悪魔と交渉(コンタクト)する事ができます。
キャラクター毎に用意されている特定の交渉(歌う、熱く見つめる、諭す等)を行う事で、悪魔を喜ばせたり、興味を持たせたり、怒らせたり、怯えさせたりできます。
ここで悪魔に興味を持たせる事ができれば、その悪魔が属しているアルカナのタロットをもらう事ができます。

興味を持たせるにはどうすればいいんスか?

悪魔の性格を知る事だね。
悪魔には、「強気・弱気・短気・高慢・陽気・陰気・賢い・愚か」っていう8種類の性格が各悪魔に1〜3個設定されていて、これによって有効な交渉がどれなのかが変わってゆきます。
悪魔の反応にも口調や性格で色々あって、わざと怒らせてみるのも楽しいよw

ふむふむ。

さらに、悪魔を喜ばせると「契約」をする事ができます。この「契約」した状態の悪魔に興味を持たせると、通常のタロットと一緒に、「フリータロット」をもらう事ができます。
フリータロットには好きなアルカナを描く事ができます。これで、ペルソナ召喚に必要なタロットの枚数を補う事ができるんですね。

なんか面白そうッスね。

ほんとはまだまだあるんだけど、それを全部書くと長くなるから今回は割愛します。実際もうかなり長くなってるしw
詳しくはプレイしてみてからって事で。

残念。
・・・・・・そういえばがぶぅ。このゲームは「罪」と「罰」の二つがあるけど、どう違うの?

まあ、この二つのゲームの世界や話の流れに余り変化はないんだけど、一番大きな差は、「どの世代に視点が向けられているか」という事かな。

世代の差?

そう。
「罪」では18歳の高校生が主人公なんだけど 、「罰」では23歳の社会人が主人公なのね。
プレイヤーの分身の年齢が違えば、当然行動も異なってくるわけでして。
例えば、「罪」では行けなかったバーやTV局といった、いわゆる「大人しか入れない場所」に「罰」では行く事ができて、反対に学園祭とかの「学生の間しか体験できないもの」が「罪」であります。

ふ〜ん。

つまり「罪」がヤング視点で「罰」がアダルト視点ってことかね。
でも、話の流れ的には「罪」→「罰」の順番に進んでいるので、もしプレイをされる時は「罪」からプレイする事をオススメしますよ。
「罪」で起きた事を踏襲しつつ「罰」につながってるって感じです。もちろん、「罰」からプレイしても問題はありませんが。

そういえばがぶぅはペルソナのアンソロとかも持ってるんだよね?

うむw
これは個人的な見解だけど、このコミックアンソロの発行部数を見る限り、「ペルソナ」が女神転生シリーズで一番人気があるんじゃないかな?
僕が知ってるだけで2〜30冊は出てると思う。いや、もっとかな?
そして恐らく、僕はそれらを全部持ってるw

がぶぅが好きな「美川べるの」さんも描いてるんだよね〜

これを通じて彼女のギャグセンスを知ったと言っても過言じゃないよw

さて、そんなこんなで色々語ってもらったわけですが〜・・・そろそろ時間となってしまいました!

Σ(゜Д゜)そんなものがあったのか!?

あったんスよw(´ー`)さすがにちょっと長くなりすぎっていうのもあるんだけどね〜

まあ、確かに(・ω・)
(゜∀゜)ノシそれではみなさん、今回はこれで! ペルソナ2面白いよ!

お疲れ様でしたッス。(´ー`)ノまたねー

 

 

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